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Bぐみのお部屋から

担任 岡本 亜沙


   いよいよ夏。夜空にはきれいな星がちりばめられ、毎日暑い日が続くようになりました。

 6月に入って、Bぐみさんは気分を一新しようとお席替えを試みました。お席替えは、果物のくじ引きで、決めることにしました。みんなにその事をお話しすると・・・「やった〜」「イエーイ」と喜んでくれて、かなりノリノリでお席替えをしました。自分の好きな果物のくじを引けなくて、がっかりしている姿もありました。お席を代えて何日間は、前のお席に行ってしまうお友達もちらほら・・・。それをみんな落ち込むどころか、逆に楽しんでいるみたいでした。席替えを通して、お友達ともっと仲良くなれると良いですね。

 『父の日』には、いつもお仕事を頑張ってくれるお父さんに「ありがとう」のお気持ちを込めたプレゼントを作りました。Bぐみさんは、母の日と同じようにお父さんのお話を、いっぱいしてくれました。
 どんなおとうさんかみんなに聞くと、嬉しそうに大きなお声を出して、「僕のパパちょっとお髭でてる〜」「私のおとうさんこんなお仕事してる〜」とお話ししてくれました。
 お話ししてくれるみんなのお顔を見ると、お父さんが大好きなのだというのを改めて感じました。そして自慢のお父さんなのだとも・・・。

 そして7月には待ちに待った、たなばたさまの会が行われましたね。Bぐみさんは、合奏に挑戦してみました。みんな楽しく出来るかな〜?と思っていたのですが、楽器をご紹介した時からみんな真剣なお顔で、どうやって楽器を持つのか先生のお話を聞いたり、お隣のお友達とご相談している姿がありました。
 
 いざ鳴らしてみると、最初から上手に元気よく鳴らしてくれて、びっくりしました。そして楽器を持った時の、みんなの嬉しそうなお顔・・・。余り楽器を持ったことが、無かったから本当に嬉しかったのでしょうね。楽器選びでは、ウッドブロックが一番の人気でした。でも、スズをやってくれるお友達が少なくて、先生が困っていると、「スズする」と言って、本当は別の楽器がしたかったのを我慢してくれたお友達も、何人かいました。また、楽器のお当番さんも人気があり、たくさんのお友達が「やりたい」と強いお心を見せてくれました。でもお当番さんは、各楽器に一人・・みんな話し合いをして、本当はやりたいけど、お友達に譲ってくれたお友達も・・・。そんなお部屋でのご相談を見て、ちょっと前よりお心が大きくなったのでは?、と思った岡本先生です。
 そして合奏する曲を、何のお歌にするかご相談。夏に向けて『南の島のハメハメハ大王』に・・・。ほとんどのお友達が、知っていた曲だったので覚えやすく、いつも元気いっぱいの大きなお声で、歌ってくれていました。会の日はいつも以上に元気いっぱいの大きなお声で歌ってくれていましたね。Bぐみさんパワーが、全開となったと思います。本当に楽しい会でしたね。

 そしてもうすぐおとまり会ですね。みんなとっても楽しみにしているみたいで、バスの中で、「スイカ割りするんだよ」とかいろいろお話しをしています。おねえちゃんやおにいちゃんに情報をもらっているみたいです。その時のお顔を見ると、先生も楽しみになってきます。スイカ割りや花火・・・み〜んなで楽しみましょうね。           
(2004年7月20日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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