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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

 大泣きしていたお友達。先生のお話よりも周囲にお心が向いていたお友達。緊張のためにお顔がこわばっていたお友達。とにかく幼稚園が嬉しくってワクワクしていたお友達。
 みんなが初めてお顔を合わせ、七尾幼稚園の二〇〇四年度・Cぐみさんがスタートしてから、二ヶ月あまり。初日のCぐみさんを思い出せば、今日までのこの期間で、みんなは大きく成長しました。お家の方とお別れし、初めて飛び込んだ幼稚園という新しい環境にも次第に馴染んできましたよ・・・。
 Dぐみさんから進級した十名のお友達は「ピンク・バッチになって嬉しい!」「お姉ちゃんバッチになった〜!」「お兄ちゃんになったから、ボク、もう泣かないもん!」などなど、大張り切りの勢い。とっても頼もしい、みんなでした。幼稚園生活も二年目を迎えるみんなには、新しく仲間入りしたお友達にとっての先輩的な存在です。いろいろと教えてあげたり、困っているお友達がいたら助けてあげたりもして下さいね!頼りにしていますよ、皆さん!

 一方、新入園のお友達は、様々な四月を迎えましたね・・・。お家の方が準備して下さった新しいおカバンや大好きなキャラクターのズックに嬉しさもあり、楽しみにしていたハズの(?)幼稚園だけど、お母さんとのお別れにはやっぱり、「うわぁ〜ん!」の大泣き。「お家に帰る〜!」「幼稚園、イヤだ〜!」のお友達がいました。
 先生の「お支度(カバンの片付けやズックの履き替え)してからよ〜!」の声が届かず、そのまま遊びの中へ・・・と行っちゃったお友達。お弁当の時間には、みんなの用意が整ってからの「いただきます」となるのに、自分のお弁当を前にすると、早速お口がパクパクと動いていたお友達もいました。しかし、そんなことも毎日の繰り返しの中で、一つ一つ理解できるようになりましたよ。
 お家生活とは違う、幼稚園での生活。間違えや失敗も数多くあるかと思いますが、一つずつの経験を通し、大きくなってほしいな・・・と思っています。

 四月・五月は、幼稚園に慣れる月であったと同時に、幼稚園で楽しく遊ぶためのお約束やルールもたくさん聞いた月でした。お友達と仲良くすること・おもちゃのお片付けをすること・順番をちゃんと守ること。みんなで確認しながら、また上手になっていきましょうね、Cぐみさん!

 四月の後半、みんなは、製作遊びにも挑戦しました。“こいのぼり作り”と“母の日プレゼント製作”です。「屋根より高い、こいのぼり〜♪」とお歌を歌いながら作ったり、「お母さん、喜んでくれるかな・・・?」の期待を込めて作った、それぞれの作品でした。
 「ここに、のりを付けるんだよ!」「この線の上を切るんだよ〜!」の先生の説明にお耳を傾け、作業をしていきましたよ。のり付け・貼り合わせ・ハサミ使いetcにはちょっぴり苦心顔のお友達も見られましたが、みんな最後まで頑張ることができました。
 これからの幼稚園には、楽しい事・おもしろい事がいっぱいです。みんなで元気いっぱい・ニッコリ笑顔いっぱいにお遊びしていきましょうね!一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
(2004年5月21日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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