街中が変貌してゆく中にあって、移りゆく季節を重ね、年輪を刻み、子どもたちの遊びを見守り続けてきました。今年も四季を感じる庭で、ゆっくり、たっぷり、のんびりと遊びます。
夏みかんのもぎ取りから始まる一学期。
桜の花びらを舞う中でクローバーを摘んだり、つつじや山吹の花に集うチョウを追ったり。木々が新緑に替わり庭の山桜が見ごろになる頃、畑の野菜の苗を植え、バスに乗ってお芋畑へ苗植にも。梅雨で庭に出来る自然の川、湖で遊びながら、アジサイにカタツムリを見つけ、すももやグミ、梅、ブルーベリーなども摘みながら夏を迎え、畑の夏野菜を使った料理を楽しんだり、あるいは果樹を探す途中で、幼虫やコガネ、時にはヤモリを見つけたり・・・。
夏休みの間に実をたわわにつけて、落ちている栗拾いで始まる二学期。
セミや赤とんぼを追う子どもたちもいれば、イガを踏みつけての栗採集にいそしむこどもも。茹で栗にしたり、あるいは柿やアケビを収穫したり、時には落ちてきたカリンの実を集めてジュースにしたり。それらは木の花祭りのこどものお店屋の「商品」になることも・・・。落葉する様々な色彩のはっぱ、庭のミズナラから落ちるどんぐり、あるいは枝を使った作品や、遠足で得た秋の木の実での「商品」製作もあれば、庭いっぱいの落ち葉を集めての焼き芋も秋の風物詩・・・・。
庭の樹木の雪囲い、雪吊りで始まる三学期。
雪囲いの下で夏みかんがしっかりと色づくのを眺めながらの雪遊び。庭の遊具の衣替え、コシキダ(木製スコップ)やそり、そして時には竹スキーを使って、そり遊びや雪だるま、雪合戦、かまくら作り・・・・。
雪解けの頃にはまた植え込みや畑から春を告げる芽が・・・・。
今年もたっぷりと季節の風を感じながら一年の暦を積み重ねていきます。