更新 2012.04.02





明治38年創立。今年 108歳。

園児 106人 (12/04月現在)    スタッフ 12人

金沢市長町3−1−15
香林坊より徒歩7分 
武家屋敷より徒歩5分

幼稚園バスをもちません。    だから、この保育。

昔の子どもたちが何気なく体験していたことで、「そういう体験が子どもを育てていたんだよね」というものがいろいろある。今の子どもたちの周りに足りないのなら、幼稚園が用意すればいい。よそのおばちゃん、おじちゃんと出会う。よそのおじいちゃんおばあちゃんにも、あかちゃんにも出会う。異年齢で遊ぶ。お手伝い。祭り。隠れ場。けんか。採って食べる・木にのぼる・地面を掘る・・・・。
出会いがいっぱいある路地や広場に、幼稚園はなれると思う。

それはつまり、「人が育つ場」としての幼稚園。「育てる」ではなくて「育つ」。子どもだけでなく、親をはじめとする園児の家族、幼稚園のスタッフ・・・幼稚園に関わるおとなたちも「育つ場」としての幼稚園。

 

既成のおもちゃはなるべく少なく。用意するなら、本物の道具を。家でできる遊びは家ですればいい。その代わり、園舎と環境は「遊びを引き出す空間」設計。草と木のお庭には水たまりもできるし、虫もいる。建物だって、出入りしていい窓、入り込める棚、遊べる階段、階段に作りつけた滑り台・・・・。

クラスのお部屋もあるし、担任の先生もいるけれど、クラスの枠にとらわれない多様な活動の形。5,6人のグループでするクッキング、10人でいく遠足、一人でいくお買物・・・・それができるようにスタッフを配置して。

多様であることがあたりまえ。だから、制服はないし、「おそろい」のものもなるべく作らない。普通なら一斉にするような活動もばらばらに個人で始めたり、グループごとにしたり。その子なりのペース、その子なりのやり方を尊重できるように。
 だからこそ統合保育。それぞれの人の値打ちということを、いろんな子と付き合う中で身体で学ぶ。自分とは「違う」人ともいっしょに生活できるし、「違う」人がいるからこそ、生活は拡がり膨らむ。

 

「お勉強」の時間はないけれど、「お仕事」は年齢に応じてたくさん。運動会の競技を考えたり、木の花まつりにお店を出したり、お庭の溝のどろんこさらえをしたり、給食を運んだり・・・・。いろんな出番があって、「お仕事」は、遊びでは見えない「その子」を発揮させる。そして「お仕事」を通して「生活を通じて学ぶ」。生活に必要なものとして、文字を使い、歌を作り、お料理をし、電話をかけ・・・「生活を通じて」は幼児期の本来の学び方。

木の花幼稚園がこんな生活、こんな活動を「わざわざ」用意するのは、本当の知性を育てたいと考えているから。人と比べたり競ったりできるような「見せかけの賢さ」ではなく、その子の人生が必要とする、その子を生涯にわったて支える賢さ。「見せかけの賢さ」は人を窮屈にしていくばかりだけれど、本当の知性は人に生きる勇気を与える。


親の多様な幼稚園参加。クッキング、アルバムづくり、遠足ボランティア、お父さんたちと遊ぼう会、ビデオトーク・・・。よかったら、どうぞまざってください。初めてのことではちょっと混乱することもあるかもしれないけれど、困ったりドキドキしてはじめて見えることがある。子育て情報や知識に縛られて、流されて・・・にストップをかけて、子どもといっしょの生活を楽しむために。