出産後の慢性関節リウマチ?

出産後の慢性関節リウマチ?


Q 27才。女性。

昨年10月に出産をしました。

その後2ヵ月ほどしてから、朝起きてから午前中にかけて、手の指がこわばって、なかなか曲がらない状態が続きました。子供の3ヵ月検診などで先生に相談してもみましたが、結構出産後にそのような状態になる方が多いらしいという話を聞いたのでそのままにしていました。

最近になって、だいぶ手のこわばりや痛みは落ち着いてきましたが、膝がとても痛く、歩くのもつらくなってしまい、整体に通い電気治療を少し続けました。ずいぶん楽になりましたが、屈伸運動はまだすこしつらいです。走る事は痛くてほとんどできません。

先週、内科の病院でレントゲンと血液検査をして見てもらったところ、”慢性関節リュウマチ”の初期だと言われました。お薬をいただいたのですが、普段あまり薬を飲まないせいもあってか、膝の痛みよりも胃が痛くなってしまったので、薬は止めてしまいました。

この先、薬を飲みつづけなくては治らないのでしょうか?

また、手・膝の他にも足の親指が一時期しびれていました。これもリュウマチのせいでしょうか?


A もともと慢性関節リウマチがある方が、妊娠中に症状の改善を見ることがありますが、それ以外に妊娠および出産後に慢性関節リウマチが発症するような、因果関係はあり得ないといってよろしいかと思います。

「子供の3ヵ月検診などで先生に相談してもみましたが、結構出産後にそのような状態になる方が多いらしいという話を聞いたのでそのままにしていました。」ですが、これはリウマチによるものではなく、授乳、搾乳により腱鞘炎がおきやすい(結構な頻度で起こります)ことをいっているのではないかと思われます。さらに、妊娠中、授乳中は生理が止まっているわけで、いわば「一時的な更年期状態」が背景にあるわけです。更年期の症状に見るような腰痛や関節痛は起こり得ます。また、これは授乳が終われば回復していくものであります。

さて、「慢性関節リウマチの初期」ということが引っかかります。慢性関節リウマチには診断基準というものがあります。確実にリウマチであるといったものから、疑わしいといったものまであります。もしかしたら、症状からこの中で疑わしいといった分類に入ったものではないかと思います。もし、「慢性関節リウマチの初期」といわれたのが、疑わしいという分類に入ったものでしたら、深刻に考えずに、経過を見られてもよろしいと思われます。また、慢性関節リウマチと確診されるようでしたら、お薬が必要です。胃の痛みのことがありますので、胃薬と併用されるとか、漢方薬を処方してもらうとか担当医とご相談してください。


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