友人から、「タバコの害と妊娠とは直接関係がない。関連付ける医学的根拠がない」といわれました。このことは正しいのでしょうか。また、タバコをやめることによって生じるストレスは母体に影響内のでしょうか?
タバコの害としてニコチンやタールの害が強調されていますが、同時にタバコによる一酸化炭素中毒、すなわち酸素欠乏状態も忘れてはなりません。特に、一酸化炭素中毒状態は、最近の低タール、低ニコチンタバコであっても、他のたばこと何ら変わるものではありません。したがって、タバコの胎児の影響については、母体の血液の酸素が少なくなるため、胎児の発育遅延、低出生体重児の原因になることは医学的に証明されています。奇形の発生や流産の影響についても、長期的な低酸素状態が続けば因果関係は当然考えられるでしょう。
ニコチン、タールなどの影響は確かに不明な部分はありあますが、妊娠中の喫煙は控えるのが原則です。イライラしてどうしようもない方は、とにかく本数を減らしてください。