C型肝炎におけるインターフェロンの適応
C型肝炎におけるインターフェロンの適応
母(72歳)が先日、ある病院に診察に行き、C型慢性肝炎との診断をされました。
医師からインターフェロンの投与が必要か判断するために、2,3日入院し肝生検をするようにといわれました。
今日、私も付き添い検査結果の説明を受けると、ZTT15.5 GOT110 GPT144と説明を受け、エコー検査の結果はガンが生まれているような空洞はないということでした。
すぐ入院し肝生検をするようにいわれましたが、少し考えさして欲しいと返事して帰ってきました。
このような検査結果で生検をした方がよいのかどうか迷っています。
インターフェロンの副作用についても心配な気もします。
どうすればよいでしょうか。
よろしくお願いします。
C型慢性肝炎が恐いのは、肝硬変、さらには肝臓癌に移行していくことからです。インターフェロンは慢性活動性肝炎に有効であり、肝硬変への進展をストップさせる目的で使用されます。
肝生検の意味は、活動性か、非活動性か、さらに肝硬変になっていないかを組織学的に判定するものです。血液検査やCTスキャンなどのレントゲン検査などではこれらの鑑別が困難なためです。したがって、現在の状態を知る目的で肝生検は意義があると思われます。非活動性肝炎や、肝硬変ではインターフェロンを使用しても全く効果はありません。非活動性の場合は肝硬変への移行は少なく、肝硬変ではすでにインターフェロンは手遅れであるからです。
もし、肝生検で活動性の場合、お母様の年齢とインターフェロン使用の適応が問題になってきます。一般に活動性肝炎から肝硬変になるのに10年以上かかるといわれております。また、高齢の方で、インターフェロンによって、痴呆様症状が副作用として出る可能性があります。このあたりのことを主治医の方と十分ご相談される必要はあると思います。