最近はTVゲームやパソコン・ワープロを使う機械が多くなった影響だと考えられる近視が増えてきており、またこれからも増えると予想されます。それを少しでも防ぐには50〜60分に10分ぐらいの割合で目を休めて優しく使って下さい。それでも近視になったら自分の目に合った眼鏡を勧めます。眼鏡を作る時は目の検査(視力・眼圧検査等)と診察を受けてから行います。よく視力測定のレンズ度数と眼鏡の処方箋のレンズ度数とが同じだと思われがちですが、実は違うのです。視力測定のレンズ度数は片眼でどこまで視力が出るのかの度数です。眼鏡の処方箋は眼鏡として装用できる度数です。例えば視力が一番良いレンズ度数で、眼鏡を合わせたとしたら、強くて長時間装用できない場合などがあります。そういう眼鏡にならないように、また患者様がどのように眼鏡を使いたいか、その用途に合わせてよくお話を聞き、眼鏡を合わせます。眼鏡ができた患者様から、今まで見えなかったものがよく見えるようになったと明るい表情で言ってもらうたびに、私までうれしくなります。
眼鏡で視力が上がる場合は訓練の必要はないのですが、小さなお子さんの強度の遠視や乱視、斜視などによって視力が上がらない場合は、斜視・弱視視能訓練が必要になります。この訓練は視覚が発達する低学年までにその原因となる遠視などを眼鏡で正しく矯正し、視力や両眼視機能の回復を行うもので、この訓練は何年もかかる場合があります。地道なこの訓練に由来して"視能訓練士"と名付けられました。
これらのように眼科での検査や眼鏡合わせや訓練を行っているのが視能訓練士の仕事です。目に関して何かちょっと聞いてみたいことや疑問に思っていることがあれば気軽に相談してください。