A.ご質問のような話は世間では常識となっているようですが、医学的には根拠が乏しいようです。重傷や急性期で高熱が出て衰弱している状態では、当然入浴は控えるべきです。しかし、比較的軽症の場合や急性期を過ぎた治癒期であれば、入浴を必ずしも避けなくてもよいと考えます。
ちなみに「かぜに入浴はよくない」とする理由は、入浴により体力を消耗するのではないか、入浴後身体が冷えるのではないかということかと思います。これらの理由はそれぞれ一理あると思いますが、以前にくらべ浴室が改善され、入浴の効用が明らかになりつつある現在では、この常識を改めて考えなおしてもよいと思います。38〜40℃のぬるめの湯にゆっくり入ること(しかし30分を超えない)心臓や肺に負担がかからないように半身浴とし、冬は肩が冷えないように肩にタオルをかけたり湯をかけたりすること。湯の内では身体をゆっくり動かすこと。こうすると、身体の芯まで温まり、血液の循環がよくなり、筋肉や関節がほぐれ、心身ともリラックスできます。疲労も回復します。さらに湯気で鼻腔、咽頭、喉頭が適度に潤い、咽頭痛やえへん虫もよくなります。そして上がる時は毛髪や肌を乾燥したタオルでよく拭くこと。急に身体を冷さないために脱衣場も暖めておくとよいです。熱くなった身体は血管が拡張しているうえ、ぬれた髪や肌からは熱が奪われやすいからです。かぜの症状や時期、家屋の状況を考え、入浴を工夫すれば必ずしも入浴を避けなくともよいと思います。
昔から「かぜは万病のもと」と言われているように、かぜ様の症状で始まる病気は沢山ありますし、かぜを一次感染とすると、気管支炎、肺炎などの二次感染を併発することがあるので、わからないこと、心配なことがあったら、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。
A.間違いではありません。ホウレン草には鉄分が100g中3.7gと人参や小松菜をはるかに上回りますから貧血予防には大変効果的です。特に旬の新鮮なものほど栄養成分も多く含まれています。
A.イカやタコには確かにコレステロールが多いので成人病には避けたい食品として やり玉にあげられることがあります。が、どちらかというと善玉のコレステロールということで心配する必要はまったくありません。それより、タウリンという良質のタンパク質が多く含まれているため、血液中のコレステロール値を下げる効果があります。
A.二十年程前に、ある炭酸飲料が爆発的に売れたことがあります。その頃、学童の骨折も多くなり、骨折の原因の一つにその炭酸飲料が考えられていました。確かに、特定の炭酸飲料を永く多く摂ると骨が弱くなる可能性があります。それは、その飲料が特別に燐(リン)を多く含んでいるからです。リンを多く摂りすぎてバランスを崩すと、骨にとって大事なカルシウムに影響します。リンを多く摂りすぎますと、腸がカルシウムを吸収するのを妨害します。又、腎臓から血液中のカルシウムの排泄が多くなります。又、成長していく骨にカルシウムが取り込まれるのを防げて骨が柔らかくなります。
将来、骨粗鬆症にならないためには、思春期から二十代後半に、丈夫でカルシウムを多く含んだ骨を造っておくことが最も大切だ、ということが医学的に判っています。
おばあちゃんの心配している炭酸飲料がどれかは判りませんが、現在販売されている何十個もの炭酸飲料の中で、リンを多く含んでいるのは2〜3個です。その種類ばかりを好んで多く飲めば、やはり骨に悪い影響が出ると言えます。