「覚せい剤」「大麻」「MDMA」など若年層への薬物乱用が拡がっています。

薬物は、一度でも使用すると、脳や身体に影響が出ると言われています。
そして、自分の意思では止められなくなり、さまざまな薬物中毒症状が現れます。

「1度だけなら」「自分は大丈夫」が、取り返しのつかないことになるのです!


 

 
覚せい剤は「エス」「スピード」「アイス」とも呼ばれ、麻黄という植物から抽出
されたエフェドリン等を原料として化学的に合成して製造されます。
 神経を興奮させる作用があり、乱用すると眠気や疲労感がなくなったような感じになり
ますが、その作用が切れると、激しい疲労感・倦怠感などが起こります。
 覚せい剤の依存性は強く、乱用を続けると「覚せい剤精神病」の状態になります。

 
 
 大麻は「マリファナ(乾燥大麻)」「ハシッシュ、チョコ(大麻樹脂)」とも呼ばれ、
大麻草とその製品のことをいいます。
 乱用時は、快活な気分になる、陽気になるなどの作用があると言われますが、同時に、
視覚・聴覚などの感覚が過敏になり変調をきたしたり、思考が分裂し感情が不安定にな
ったりします。
 何もやる気の起きない「無動機症候群」になることもあります。

 

 MDMAは、覚せい剤と似た化学構造をもち、植物ではなく他の化学薬品から合成された
麻薬の一種です。本来は白色粉末ですが、いろいろな着色や絵柄の刻印などが施された錠剤
の形で密売されます。
 視覚・聴覚を変化させる作用がありますが、反面、不眠や不安感に悩まされる場合もあり、
その強い精神依存性から、乱用を続けると錯乱状態になったり、記憶障害などの症状が現れる
こともあります。

 

 薬物の乱用は、身体と精神の両面に深刻な影響を与えます。
 特に、脳に対しては、正常な発達を止めさせてしまい、精神のバランスを崩してしまいます。
 乱用によって、一時的に、快感や多幸感、頭が冴えるなどの感覚になりますが、その後、薬物の効果が切れると、激しい脱力感や疲労感に襲われ、最後には、幻覚や幻想といった症状が現れます。
 これらの症状により、自殺や殺人、その他の事件を引き起こしてしまうこと もあります。
 また、薬物は身体の主な器官にさまざまな影響を及ぼすため、最悪の場合、急性中毒などで死に至ることもあります。

 

 

 乱用される薬物は、中枢神経系に作用し、薬物による効果を強く求めるようになる「依存性」が形成されます。
 また、同じ量では効果が現れなくなる「耐性」も現れます。
 その「依存性」と「耐性」によって、乱用する薬物の量や回数がどんどん増えていくことになり、自分がやめたいと思っても、自分の意志ではやめることが大変難しくなってしまいます。
 薬物の乱用をやめることができても、過労やストレス、飲酒などの日常的な出来事がきっかけで、幻覚や妄想などの症状が現れることがあり、これを「フラッシュバック」と言います。

薬物は、持っているだけでも処罰の対象になることがあります。

乱用されている薬物については、それぞれに取締りのための法律があり、厳しい罰則が設けられています。
インターネットなどの誤った情報や誘惑の言葉に騙されて、一生をダメにしてしまうこともあります。

危険な薬物には、好奇心や軽い気持ちで手を出さない
強くて健康な心断る勇気を持ちましょう!