下記の質問主意書を提出する。
提 出 者 馳 浩
衆議院議長 横 路 孝 弘 殿
平成二十二年一月二十三日より開催された日教組の第五十九次教育研究全国集会に、文部科学省より高井美穂大臣政務官が出席した。文部科学省で政務を担う国会議員が教育研究全国集会に出席するのは、昭和二十六年(一九五一年)に当時の政務次官が出席して以来、五十九年ぶりとなる。
従って、次の事項について質問する。一 高井美穂文部科学大臣政務官の日教組の第五十九次教育研究全国集会への出席は、日教組からの文部科学省で政務を担う国会議員に対しての出席要請を受けてのものか。出席要請があった際は、誰に対しての出席要請か。さらに、高井美穂文部科学大臣政務官の教育研究全国集会への出席を決定した責任者及び出席決定に至る経緯、出席することを決定した理由如何。
二 日教組から文部科学省で政務を担う国会議員に対して、本年以前も教育研究全国集会への出席の要請はあったのか。出席要請があった際は、これまで文部科学省で政務を担う国会議員が教育研究全国集会に出席してこなかった理由如何。
三 高井美穂文部科学大臣政務官の日教組の第五十九次教育研究全国集会への出席は、公務(文部科学大臣政務官しての職務)としてか、政務(衆議院議員としての用務)としてか明らかにされたい。
以上質問する。
衆議院議員馳浩君提出
内閣衆質174第38号
内閣総理大臣 鳩山 由紀夫
衆議院議長 横 路 孝 弘 殿
衆議院議員馳浩君提出 高井美穂文部科学大臣政務官の日教組教育研究全国集会出席に関する質問に対する 答弁書一について
お尋ねについては、日本教職員組合から、文部科学大臣に対し、第59次教育研究全国集会への出席を求める依頼があったため、文部科学大臣の判断により、日程等を勘案し、高井美穂文部科学大臣政務官が出席することとしたものである。
二について
これまでも、日本教職員組合から、文部科学大臣に対し、教育研究全国集会への出席を求める依頼があったが、これらに対しては、文部科学大臣からメッセージを出すことにより対応してきたところである。
三について
文部科学大臣政務官の職務として出席したものである。
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