政務三役会議の議事録作成・公開に関する質問主意書

下記の質問主意書を提出する。
平成二十二年一月二十一日

提 出 者                  馳   浩

衆議院議長  横 路 孝 弘 殿

 

 鳩山政権においては、各府省における最終的な意思決定を「政務三役」が行い、その場には官僚が同席しない場合も多く、政府に対して政策決定における議論の過程の説明を求めても、十分な答弁が保証されていない。政策においては、結果のみならず、形成過程も同様に重要である。政治主導を標榜する以上、政務三役による議論の過程を国民に公開し、責任の所在を明らかにすることが、民主主義の観点からも求められると考える。
 従って、次の事項について質問する。 

一 政務三役会議の議事録を作成し、政府のホームページなどで公開する考えはあるか示されたい。もしなければ、その理由を示されたい。 

  以上質問する。



衆議院議員馳浩君提出
政務三役会議の議事録作成・公開に関する質問
に対し、下記答弁書を送付する

内閣衆質174第18号
平成22年1月29日

内閣総理大臣                  鳩山 由紀夫

衆議院議長  横 路 孝 弘 殿

 

 衆議院議員馳浩君提出 政務三役会議の議事録作成・公開に関する質問に対する 答弁書 

一について

 政務三役会議については、各大臣が、政策決定過程の透明性の確保にも留意しつつ、出席者が自由に意見交換できるよう、議事録の作成や公開の要否の判断も含め、適切な運営を行っているところであり、今後とも国民への説明責任を果たすよう努めてまいりたい。 


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