鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)
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11月30日
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夜、8時にはおりんさんを迎えに行く。
自宅に戻ると、
「見て見て!」
と、柔道着を見せる。
「これ着て柔道やるんだよ!」
と、いうので、
「じゃあ、ちょっと着て見せてよ!」
と、いうと、嬉しそうに帯を締める。
ん、柔道着を見ると格闘本能が蘇る馳浩。
「おりゃ〜〜〜!」
っとばかり、おりんさんをベッドの上に背負い投げ。
哀れおりんさんは、木の葉のように舞い散って、ベッドに叩きつけられるのであった。
「このやろーーーー!」
と、怒ってパパに向かってくるも、返り討ちに遭うおりんさん。
うっしっし。
一通り遊んだ後で、晩御飯。
そして、午後9時からは「フリーター、家を買う」第7話。
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11月25日
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夜は、ママがお仕事でいないので、おりんさんといっしょに渋谷で「ハリーポッター」を鑑賞。
監督が替わったので、映像コンセプトもがらりと変わった。
サスペンス映画だったっけ?
最終章パート2が楽しみだ。
俺の大好きなドビーが・・・・・
帰りには、横丁で立ち食い寿司。
中間テストが終わって、すがすがしいおりんさんなのであった!
あとは、合唱団の発表会が次の目標!
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11月24日
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おりんさんは、中間テストの結果が芳しくなく、口数も少ない。
しかし、まだ英語と数学しか答案が返ってきていない。
あんまし良くないようだ。
国語と社会はできたらしいから・・・・どうなんだろう?
でも、理科も苦手だからなぁ・・・・
俺にそっくりだ。
夜、おりんさんを迎えに行く。
「パパ聞いて〜〜!」
「どうしたのさ?」
「国語98点だったのぉぉぉっぉぉぉ!」
「おおおおおおおおおおおおおおおお!」
と、いうわけで、おうちに帰っての晩御飯も弾むのであった。
数学と英語で撃沈していただけに、国語で浮上したわけね。
ちなみに、理科も前回の倍の点数だったようで(前回は何だったんだ!)ご機嫌。
あとは、社会。
どうだろう?
やっぱり競争社会はこうでなくちゃいかん。
テストの点数に一喜一憂。
で、次も頑張る励みにする。
友達と競い合う。
そういう競争に慣れておかないと、世の中は競争だらけ。
敗者はいつまでも落ち込まずに、次のチャレンジにかけなきゃいかないんだから、反省と立ち直りも早くなくちゃ。
そういう姿を応援するのが、親の責任だろう。
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11月19日
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おりんさんは、中間テスト二日目。
7時過ぎには、気合を入れて学校へ。
理科と国語、どうだろう?
パパのほうが心配するのであった・・・・
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11月18日
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午前4時起床、ニュースチェック。
おりんさんは、今日から中間テスト。
さすがに今日はぐっすり寝て、ゆっくりと起きて、心の準備。
中学生時代のテスト前の心境かぁ。
懐かしいなぁ!
俺は、一夜漬けで寝不足だったけどなぁ・・・
午後8時、おりんさんを迎えに行く。
今日の中間テストはどうだったのかな?
「数学が・・・・。 地理はできた!」と。
明日はお得意の国語と英語、苦手な理科。
さて!
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11月17日
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6時には、おりんさんを起こす。
今朝は渋々ながらも、起きてシャワーに入る。
「パパー、髪の毛ドライヤーかけて!」
と、自分専用の白いブラシをパパに渡すおりんさん。
・・・朝から娘のロングヘアーにドライヤーをかける親バカなのであった。
いいなぁ、髪の毛がいっぱいあって。
パパが乾かした長い髪の毛を揺らしながら、7時過ぎにはさっそうと自宅を出て行くのであった。
いいなぁ、若いって・・・・
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11月16日
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6時起床。
おりんさんを起こす。
しかし、起きない。
7時に起こす。
ようやく飛び起きる。
「6時に起こしてね! 学校で勉強するから!」
と、昨夜は意気込んでいたのに、やっぱり、朝には弱いわけね・・・
それでも、ささっと着替えて7時10分には、中学校に飛び出していくのであった。
中間テストにかけているのだね!
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11月13日
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起きて、ささっと着替えるおりんさん。
「今日も合唱団の練習なの?」
「そうだよ!」
「毎日大変だね、がんばるね!」
「まぁね、発表会も近いし!」
「何時から?」
「午後3時から!」
「じゃあ、午前中、どっか行こうか?」
「んんんんん、っと、じゃあ、行ってきます!」
「・・・って、どこいくのさ?」
「友達のおうち!」
「え! パパが久しぶりに土曜日におうちにいるのに、一緒に遊んでくれないのかよ!」
「だって、いっしょに勉強しようって、約束したんだもん!」
「・・・本当に勉強?」
「へへへへ・・・・」
とか言いながら、ささっと階段を下りて玄関を出て、自転車に乗って風のように出かけていくのであった。
「おっり〜〜〜〜ん、パパがおうちにいるんだから遊んであげなさい!」
と、窓からママが叫ぶも、自転車に乗って手を振りながら、振り返りもせずに行ってしまうのであった。
中学生になったら、親と遊ぶよりも、友達のほうがいいわけね、まぁ、そりゃそうだけど・・・
遊んでくれるおりんさんもいないので、ジョギング1時間、汗を流す。
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11月11日
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午前6時に、おりんさんを起こす。
「お風呂に入って、7時には学校に行って勉強するんでしょ?」
「う〜〜〜〜ん、起こしてくれてありがとう!」
「お風呂入る?」
「パパが先に入って!」
「わかりました!」
と、いうわけで、パパが先に入った。
しかし、6時半になってもベッドに横たわるおりんさん。
「パパは入りました! あんたも入るんでしょ?」
「んんんんん、入らない!」
・・・・って、昨夜の決意は何だったのさ?
せっかく「フリーター、家を買う。」を見て気合入れてたのに。
それでも、7時10分前には飛び起きて、制服に着替えて、パンを食べて、自宅を出るおりんさん。
やっぱし、中間テストには気合が入っているわけね。
ライバルに勝ちたいのかな?
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11月10日
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午後8時半には、おりんさんを迎えに行く。
「明日は6時に起こしてね!」
「どうして?」
「朝7時に待ち合わせて。 学校で勉強するんだ!」
・・・・中間テストが迫って、友達と一緒に勉強するわけね。
もしかして、ライバルには負けたくないのかな???
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11月 3日
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午後8時半、おりんさんを迎えに行く。
赤いジャージで迎えに行くことを、ことのほか嫌がるおりんさん。
なぜか?
49歳にもなったお父さんが、真赤なジャージで若づくりしているのが嫌なのか?
いや、そうではなくて、パパの精神年齢が若すぎる(馬鹿すぎる?)のが迷惑そう・・・・
それと、パパが合唱団の友達に、気軽に話しかけるのがやなのだそうだ、なれなれしいから・・・
でも、そんなこと気にしないパパなのであった。
それがまた、やなのだそうだ。
ま、いっか。
晩御飯は、パパ特製のラーメンライス。
野菜炒めを乗っけた、8番らーめんの野菜炒めラーメン式。
パパの晩御飯の大好きなおりんさんは、もちろん、完食。
外では恥ずかしいパパも、家の中では、なくてはならないパパなのであった・・・本当?
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11月 1日
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午前6時半過ぎからは、親子3人でお風呂の取り合い。
早起きした順番。
今朝は、ママが一番、パパが二番、おりんは三番。
「ずる〜〜い!」って、おりんさん、甘い。
早い者勝ちなんだよ、我が家は。
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