2009年 2月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

2月25日

 午後9時過ぎに自宅に戻ると、おりんさんも合唱団から帰ってきたところだった。
 ママの晩御飯を食べながら、ケーブルテレビに夢中のおりんさん。
 それを横目に、パソコンに向かうパパなのであった。
 「パパ〜〜、卒業生を送る会のセリフ一緒に考えてよ!」
 「卒業生を送る会? もうそういう季節かぁ?? じゃあ、こういうのはどうだ。 卒業おめでとうございます、今日の日が最高の想い出になるように、私達は一生懸命がんばりますので、楽しみにしてください!って」
 「・・・・それいい! じゃあ、○○○・・・こういうふうにしてしゃべったらどう?」
 と、小学生らしいアレンジを加えて、セリフを練り上げるおりんさんなのであった。
 おりんさんも4月からは6年生か・・・早いもんだなぁ。

2月19日

 おりんさんが、パパの日程表を見ながら声に出して読んでいる。
 「きよわかいぎいんそうかい・・・」
 「せいわかい!(清和会)」
 ・・・
 漢字の読みは、まだ苦手なわけね。

 ベッドの上で、ごそごそしながらテレビニュースを観ているパパと、おりんさんのところへ走ってやってきたタンバリン。
 遊んで欲しいんだ!
 ベッドに駆け上がるのも、よっこらしょっと、しんどそうだ。
 イベリコ豚みたいに太っちゃって、みっともない。
 「あなたが、お菓子ばっかり食べさせるからよ!」
 と、ママ。
 「そうだ、そうだ!」
 と、おりん。
 パパの分が悪い。
 ・・・・
 しかし、お菓子袋のしゃかしゃかという音がすると、血相変えてやってくるタンバリンを見ると、つい、おせんべいの一枚も上げたくなっちゃうんだよなぁ・・・

 児童館におりんさんを迎えに行き、自宅に戻って晩御飯を作る。
 ママは夜も、お仕事。
 大変だ。
 しかし、ママがいないと、安心して晩御飯を作れる。
 ママがいると、
 「あなたは、いつも台所を水浸しにして!」
 と、叱られるからだ。
 今夜は、土鍋を使って「はせ流リゾット」だ。
 まずは土鍋にレタスを千切って敷き詰める。
 その上に、ママが炊いていった五穀米をこんもり。
 そこにお湯を入れて、コンソメスープの素を一つ。
 サツマイモ、スイートコーン、ウィンナー、生卵、玉ねぎ薄切りを入れて、ぐつぐつと煮立てる。
 ものの15分で出来上がり。
 これがまたバカウマ!
 おりんさんは、熱くてハフハフ言いながらも、パパと同じ量をぺろりと平らげるのであった。

 晩御飯を食べた後は、宿題。
 百分率。
 ん?
 百分率って、なんだ??
 あ〜〜〜、%のことね!
 あやうく軽蔑されそうなところを、なんとか問題に答えて、尊敬のまなざしを守りきるのであった・・・って、もうすぐ追いつかないかも・・・

2月17日

 おりんさんは、いつもより早く起きる。
 ママが作ったお弁当を嬉しそうに抱えて、学校へ。
 今日は、社会科見学へ行くのだそうだ。
 なんでも、班長さんだそうで、
 「あ〜〜、そうだ! 時間係決めていないから、あたしが時計持っていかなきゃ! パパ、腕時計はどっちの腕にはめるの?」
 「パパは、左腕だけど!」
 「じゃあ、あたしは右腕にしようっと!」
 ・・・なんで「じゃあ」なんだよ! 

2月16日

 午後4時過ぎ、自宅に戻る。
 こんなに早く帰ることはないので、久しぶりに近所をジョギング1時間。
 汗を流して、児童館におりんさんを迎えに行く。
 お友達と一緒に帰るところだというので、一緒に帰る。
 「明日は、社会科見学なんだ!」
 とのこと。

 お弁当が必要だということで、ママが一生懸命「鶏のから揚げ」を作っている。
 「ああああ! ない!」
 「何がないのさ?」
 「ブルーシートがない。 お弁当食べるときにいるんだよ〜。 どうしよう。 パパ、99円ショップに買いに行くから、いっしょについてきてよ!」
 と、頼まれ、はい、わかりましたと、冷たい風の夜の街に歩いて出て行く。
 タンバリンも一緒についてくる。
 散歩。
 歩いて20分ほどの近所の99円ショップで、ブルーシートとともに、レジの横にあった「石焼芋」も買う。
 これがまた、美味い!
 冷たい風の中を、親子で石焼芋を交代にほおばりながら、自宅に帰る。

2月13日

 「パパ、明日の朝は早く起こしてね、7時45分には学校に行かなきゃいけないから!」
 と昨夜、おりんさんに頼まれていたので、起こす。
 「いつも起きないじゃん!」
 「とにかく起こして、叩いてでも起こして!」
 って言われていたが、まさか叩くわけにもいかないので、冷たい手を背中に入れて起こす。
 「うっひゃぁぁぁ!」
 と、飛び起きた。
 意外と冷たい手攻撃は効くわけね!

 しゃきしゃきっと着替えて、学校に迎うおりんさんなのであった。
 「パパは、月曜日に帰ってきますからね、いい子にしてるんだよ!」
 「は〜〜〜い!」
 と、元気な返事だ。

2月 5日

 夜は、自宅に戻り、おりんさんと晩御飯、そして、宿題お手伝い。
 円の面積。
 半径×半径×3.14=円の面積
 直径×3.14=円周の長さ
 この公式を理解するためのドリル練習の宿題。
 小数点二桁の掛け算や割り算・・・パパよりも計算の速いおりんさんなのであった。

2月 4日

 午後8時半には、おりんさんの合唱団の練習が終るので、迎えに行く。
 自宅に戻って、親子3人で遅い晩御飯。
 晩御飯後は、おりんさんは宿題。
 ママもパパも読書。
 そして、「爆笑レッドカーペット」を見ながら、寝るのであった。

2月 2日

 6時半過ぎにおりんさんを起こして、宿題チェック。
 円周の長さと、円の面積を求める宿題。
 教科書にある公式を抜き出して、それをノートに書く。
 公式に、問題文の数字を当てはめる教え方で理解させる・・・・って、わかったかな?

 夜、珍しく6時には自宅到着。
 「おりんさんいますか?」
 「児童館行ってるわよ〜〜〜!」
 と、台所の妻が叫ぶ。
 「じゃあ、迎えに行ってくるよ!」
 と、タンバリンの散歩がてら、児童館へと迎えに行く。

 ところが、児童館の指導員さんにうかがうと、
 「あれま、りおんちゃんは5分前に、もうでましたよ!」
 とのこと。
 なんだよ、ぱぱとおりんは、違う道を通って行き違いになったわけね。
 しゃあない。
 タンバリンはもう少し散歩したそうなので、駅前方面へと坂道を下りていく。

 コンビニで缶ビールを買って、おりんさんといっしょに歩いて自宅へ戻る。
 「やったあぁぁぁ、晩御飯は天ぷらだ!」
 と、台所で、かき揚げや海老の天ぷらをこさえているママのそばで大喜びしながら、うきうきしているおりんさん。
 久しぶりに親子3人そろって(ママのわきの下から顔を出しているタンバリンもいるが・・・)晩御飯。
 学校の話や合唱団の話しやらで盛り上がる。

2月 1日

 最終便で東京へ向かう。
 飛行機が天候不順で遅れ、羽田空港に着いたのは午後10時半過ぎ。
 長い長い一日が終了し、自宅に戻ると、おりんさんがジャック・スパロウ(パイレーツ・オブ・カリビアン)を観ながらパパの帰るのを待っていた。
 ママはすでに疲れ果てて熟睡中。
 「ねぇ、算数教えてよ! 円の面積、円周の長さ、円周率の宿題しようよ〜〜!」
 と、せがまれるも、
 「・・・図形ね・・・明日の朝、早く起きてしよう!」
 と、勘弁してもらい、いっしょに映画を観てから、寝る。
 ・・・円の面積ねぇ・・・ちょっと苦手だなぁ・・・

 

  

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