自由民主 2004年1月6・13日 合併号掲載
スポーツ通じ『やれば出来る』の精神を
馳浩文部科学大臣政務官

 水泳の北島選手、体操の鹿島選手、レスリングの女子チームが急激に頭角を現したのは、国立スポーツ科学センターの存在が大きいのです。

 この設立に向けてわが党のスポーツ議員連盟が中心となって、財源から議論しました。その結果、スポーツ振興くじ(toto)を導入し、文部科学省の「スポーツ振興基本計画」を平成12年に策定しました。

 北島選手や鹿島選手だけでなく、プロスポーツでも大リーグの松井秀喜選手の活躍で、国民全体、特に若い世代が「やれば出来る」という精神を持っていただいて、何事にもチャレンジする元気な社会を、スポーツを通じて作っていきたいと考えています。

 また、政府・与党が取り組んでいるスポーツ振興策として、総合型地域スポーツクラブの振興があります。これは世代を超えて多くの人が汗を流しながら、地域で交流できる「受け皿」といえるでしょう。

 国民体育大会が47都道府県に一巡したことで、各地域に競技場や体育館が整備されてきました。これからのスポーツ振興は、このインフラを生かして、地域に根ざして活動するスポーツクラブを支援し、青少年から高齢者までみんながいろんなスポーツを楽しめる姿を目指しています。

 アテネ五輪では女子レスリング、水泳、柔道、体操などいろんな種目で日本選手が活躍することを私自身楽しみにしています。日本選手の活躍に勇気づけられた子どもたちや、地域のみなさんがどんどんスポーツクラブに参加して、子どもたちを育んでいき、地域を元気にしていくことを期待しています。


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