「週刊宝石」 平成12年12月7日号
意外にも“知性派”だった!?

クイズ番組で1千万円を獲得!
馳浩議員が語った『使い途
(みち)


 『まるで盆と正月が一度にやってきたみたいだよ』万年貧乏に苦しむ本紙記者を前に、満面の笑みを浮かべて高笑いするのは、馳浩衆議院議員(39)。
 現在は国会議員として活躍中の馳氏だが、現役プロレスラーとしても有名である。見た目は肉体派だが、実際には国語の高校教員免許を持っていて、母校の星稜高校では教鞭を振るった経験もある。意外にも(?)知性派なのだ。

 そんな彼が今月6日、フジテレビの人気番組『クイズ$ミリオネア』(23日放映分)に出演。
 この番組は、みのもんた氏が司会進行を務め、15問の4択クイズに全問正解できれば、最高賞金はなんと1千万円ナリ。
 今回、彼は『一流スポーツ選手特集』ということでの参加だった。
『最初、内心はバカがばれるのは嫌だなぁと思ってたんですよ。テレビで観ているのと実際に出演するのは違うし・・・。でも、事務所の経費もいろいろと大変だから出演料だけでも稼ぐかな、なんて考えた』出演した理由を、そう謙遜する馳議員。

 ほかの出演者は、プロ野球界から古田敦也、小宮山悟など4人。プロレスからは蝶野正洋、キューティー鈴木、ボクシング界からガッツ石松や薬師寺保栄など“豪華メンバー”17名が勢揃いだった。

 さて、気になる馳氏の結果はというと・・・。
『おめでとう! 番組史上4人目の1千万円獲得!』みの氏からそう祝福された馳氏。見事、1千万円獲得に成功したのだ。
『特に、出演前に勉強したということはなかった。15問中、4〜5問は本当にまったく分かりませんでしたよ。ひたすら消去法でしたから、正解を言われるたびにドキドキでした』
 馳氏はこう振り返る。だが、このクイズの特徴は途中でリタイアしても、それまで獲得した賞金はもらえる仕組み。
『最初から途中でやめることは考えませんでした。使い途? うーん・・・。まだ現金が手元にありませんからねぇ。実際にもらえるのは、番組がオンエアされてからのようです。気の早い地元の県会議員や知り合いからは“(おごってくれることを)期待しているよ”なんてメールをもらいましたが、結局は秘書の給料や事務所の経費なんかに消えてしまうんでしょうねぇ』
 うーん、もったいない! 


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