平成22年2月19日掲載記事


産 経 新 聞 掲載

【子供たちへの背信行為】
自民・義家氏ら

 

 北教組側による民主党の小林千代美衆院議員側への違法献金事件で、自民党の義家弘介参院議員ら同党の国会議員3人が18日、北海道入りし、北海道教育委員会幹部に話を聞くなど現地調査を行った。

 義家議員らは現地調査後に会見し、今回の事件について「重大な子供たちへの背信行為」と述べ、「北海道教職員組合(北教組は)組合活動を具現化するために議席を買っている。 『学習指導要領には従わない。 道徳教育はしない。 竹島は韓国の領土』といった偏向教育を断行していくのが目的だ」と批判した。

 北教組の資金に関しては「どこにどれだけたまっていて、何に使われたのか、わからない」と指摘し、透明性を高めるため、北教組が収支報告書を提出する必要があると強調した。 義家議員らは北教組幹部に面会を申し入れたが、断わられたという。


朝 日 新 聞 掲載

【自民攻勢 現地を調査】

 自民党は攻勢を強める。 18日、元教員の義家弘介参院議員ら衆参の国会議員が札幌市を訪ね、北海道教委の高橋教一教育長らと会った。 終了後、記者会見した義家氏は、過去の衆院選での北教組の支援活動についても「恒常的に行われていたという認識で、徹底調査をしたい」と強調。 馳浩衆院議員は「教職員丸抱えで選挙を戦って、議席を買ってそれで政権交代というなら笑止千万」と語った。 


北 國 新 聞 掲載

「違法献金事件」 馳、北村氏ら自民が調査
「子どもに背信行為」

【北教組を批判】

 民主党の小林千代美衆院議員陣営に対する北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件を調査するため、自民党文部科学部会長の義家弘介参院議員、衆院文科委員会筆頭理事の馳浩衆院議員、党国対副委員長(文科担当)の北村茂男衆院議員は18日、札幌市で、北海道教育委員会幹部らと北教組の政治活動について意見交換した。

 北海道議や現職の教員、校長、保護者らにも事情を聞いた。 北教組にも面会を申し入れたが断わられたという。

 馳氏は記者団に「教員の動員や支持者カード、戸別訪問のノルマが大変だと聞いた。 北教組の異常な選挙丸抱え活動に驚いた」と公立学校教員の政治的活動の制限に罰則を設ける必要性を唱えた。

 北村氏は「北教組は子どもたちの教育そっちのけで、議席を買ったに等しい。 今回の事件は北教組の根深い問題が背景にある」と憤りを示した。 義家氏は「1600万円もの金が帳簿外で提供されたのは、子どもたちへの背信行為だ」と北教組を批判し、国会で追及する構えを見せた。




馳浩 in Mediaメニューへ戻る



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