馳浩の永田町一筆勝負51
ホームページで議員生活を公開
平成10年4月4日掲載



 私のホームページのアクセス数が3万3千件を超え、順調に伸びている。ありがたいことだ。国会議員ていったいどんな活動をしているの?尋ねられるたびに、私は名刺を渡し、裏面に印刷されているホームページのアドレスを紹介して、『ここにアクセスして下さい。私の日常生活のほとんどの情報を載せております。ご意見がありましたら、Eメールを下さい。いつもチェックしていますから』と説明することにしている。ホームページを開設してもう2年になる。1日平均して40〜50件のアクセスがあり、週に10通ほどのEメールが届けられる。本当にありがたい。

 いかに多忙な毎日を送っていても、その活動内容がオープンにされていなければ、国会議員としての存在価値はない、と断言する。

 連日のように新聞紙面やラジオ、テレビのニュースに登場する政治家の活動についての情報量も数に限りがある。私のような参議院1年生は、地元選挙区のテレビや新聞のニュースとして1ヶ月に2、3回取り上げられるのが関の山。自然と『おまえ選挙の時は派手やったけど、その後3年間あんまり顔見んなぁ』と言われるようになるのである。『そんなことないで。毎週土、日曜は石川県内に戻って国政報告会をやったり会合に出席したり後援者と懇談会したりしとるよ』と釈明しても、やっぱりその人にとって『馳浩』という情報量が少ないのは現実。

 そこで、インターネットなのである。ホームページ上には、私は以下の項目を開設している。
 (1)馳浩INメディア
 (2)参議院各種委員会での過去の議事録(文教、科学、環境、運輸、災害対策、国際問題)
 (3)プロフィル
 (4)親バカのページ、アルバム
 (5)古典こらむ
 (6)俳句のページ
 (7)著作紹介など。

 最近反応が大きいのは、環境ホルモン問題と、阪神淡路被災者支援法についてのご意見。

 両問題についての提言、意見を書く方面からEメールで送っていただいたり、資料を送って下さって『これを国会活動に役立てて下さい』と情報を提供して下さる。

 本当なら直接お会いして意見交換を、となるところだか、お互いの時間、距離という壁があってなかなかできない。インターネット上のやり取りのあるおかげで、どうやら私の活動を知っていただき、その結果アシストをいただいたり、時にはおしかりもいただけるということなのだ。

 ちなみに私はワープロも扱えない機械オンチで、原稿はいつも手書きなので、ホームページ専用の秘書を雇っている。おかげで毎週新しく更新することができ、Eメールへの対応も素早くできる。国会議員開設のホームページとしては船田元さん菅直人さんに次ぐアクセス数である。ぜひ皆さんも、見てみて下さい。アドレスはこちら。

 URL:http://www.incl.ne.jp/hase/

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