弱さに負けず夢を実現したい
そういう意味で、あなたは今、子どもから大人になる途上にあるのです。ですから、周囲があなたを大人として見たり、子どもとして見たりするのはあたり前。複雑な気持ちになる必要はありません。
さて、日本語教員になる方法ですが、普通の学校の先生のように、試験を受けて免許をとる必要はありません。しかし、正しい日本語の知識、日本語の教授法を身につけておく必要があり、日本語教員養成課程・コースなどがある大学に入り、そこで勉強するのが一般的です。現在、全大学で108学部、短大で25短大があります。そして卒業後、国が認定した日本語学校(322施設)に勤めて、日本語を教えることになります。ただし、競争率が高いので、「日本語教育能力検定試験」に合格しておくことが就職の際有利です。ただこの試験に合格していなければ、日本語教員になれないというわけではありません。
最後に、日本語教育は日本語を通じて日本の文化・歴史を伝える重要な職。そこで学ぶ外国人にはあなた次第で日本はどうにでも映るのです。日本語のほかに「日本」を勉強してください。そして日本の素晴らしさを伝えてください。こんなやりがいのある仕事はありません。さあ、頑張って!