中学2年生でこれまで一度も塾にいかずにマイペースで勉強をしてきたそうですが、それはあたりまえのことです。塾にいくということの意味を考えてみれば、何かしら学校の勉強や家庭での予習復習に不備があるからいかざるをえなくなってしまうのです。
あなたはマイペースで塾にもいかずに勉強し、さらに学年で20番以内の成績を維持しています。あたりまえの勉強態度ではありますが、それはみんなに誇るべきすばらしい成果であるといえます。中学1、2年時の基礎学力が備わっていてこそ、高校受験の勉強がスムーズに消化していけるのです。いきなり塾に通って今までの生活ペースや勉強のやり方を変えてしまうことは、今のあなたにとってむしろマイナスです。塾にいく意味がありません。
「受験は学校の勉強だけではだめだ」という意見は、学校の勉強を理解できない、日々の家庭学習をなまけている人たちのいい訳でしかありません。あまりにも塾を万能視する考えですので私はおすすめしません。
それよりも自分にとって自由に使うことのできる放課後や家庭での余暇時間を有効活用してください。
勉強するのは「やる」意識の問題で、生まれながらにして「できる」「できない」の問題ではありません。ですから、与えられた1日24時間をあなたの思う通りに使うことによって、あなたなりの「勉強して実力を身につける」スタイルを身につけてください。友達が塾にいくならいかせてあげなさい。あなたはあなた。
今までの生活ペースや勉強のやり方を大切に。あなたはあなただ