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(99年 4月 4日 「生活と健康を守る新聞」)


「今月の主張」

要求を実現するために 全会員が地方選に全力を




 桜前線が北上しつ つあるなか、いっせ い地方選は、3月25 日の知事選を皮切り に、4月11日と25日 の投票日に向け、日 一日と激しさをまし ています。今度のい っせい地方選は、20 世紀の最終盤と21世 紀の序盤の地方政治 を左右する点で大事 です。同時に、住民 自治と地方自治をふ みにじり、国民を苦 しめている国政の流 れを変える上でも、 大切な意義 をもってい ます。
 地方選の 焦点は、自 民党と「オール与党」 勢力の進出を許すの か、革新・民主の大 飛躍を勝ちとるかで す。
 第一に、大型開発 の継続か、それとも 住民福祉の改悪にス トップをかけ、住民 本位の地方政治に切 り替えるか、どちら の道を選ぶことにな るからです。
 第二に、深刻化し ている消費不況を打 開する地方政治の流 れをつくるのか、そ れとも、引き続き不 況悪化の道を選ぶの かを意味します。と りわけ、いっせい地 方選で、革新・民主 勢力を大前進させる ならば、消費税の減 税と10%台への増税 を阻止するあらたな 旋風を地方からおこ すことになります。
 また後半国会で消 費不況を悪化させ、 暮らしと命に関わる 年金や医療、社会福 祉、教育や住宅、食料 ・農業、失業・雇用な ど一連の大改悪に反 対する新たな世論・ たたかいを盛り上げ ることになります。
 第三は、ガイドラ イン・戦争 法案にノー と言える地 方自治体に するのか、 それとも自治体と住 民をアメリカが引き 起こす戦争にかりた てる危険な憲法違反 の道を選ぶかという ことです。
 全生連・生活と健 康を守る会は会員の 政党支持の自由を保 障しながら、いっせ い地方選の争点とし て消費税減税や自治 体独白の制度改悪反 対、介護保険の抜本 的改善、年金や医療 など一連の改悪・戦 争法案反対などの6 大選挙要求を掲げて 大奮闘しています。 同時に、地方選のと りくみを力に、春後 半の要求運動と会員 ・読者ふやしにも頑 張っているのです。



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