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 一日から消費税の5%引き上げに新たな怒りが高まっています。ぴかぴかの 一年生も心を痛めるほどの悪税です。
 昨年の総選挙では、3分の2の議員が5%引き上げを公約していません 。それなのに、今国会では共産党などごく一部の議員しか5%に反対していま せん。公約違反は、ウソと同じです。断じて許せないことです。
 大蔵大臣は先月、国会で消費税の再引き上げの本音を述べました。一万 円の福祉一時金でごまかされないぞと、低所得者ほど負担率が重く存在するか ぎり引き上げが避けられない消費税の廃止を求める声が強まっています。
 財源はいくらでもあります。ムダで利権の巣である公共事業や軍事費な どの減額、借金(国債)の高い利子を一般定期並への引き下げ、常識はずれに 高い製薬会社の薬価の引き下げなどにより、消費税を廃止してもやっていける のです。しかも、医療の大改悪や、保育料の値上げなど児童福祉の改悪もせず、 また低所得者からの保険料なしの介護制度の確立も、十分まかなえる財源は確 保できるのです。
 国会は、引き続き重大な事態にあります。医療と介護、児童福祉などの 大改悪の成否をめぐる攻防がしれつとなります。沖縄米軍基地を固定化する「 米軍用地措置法」改悪(9面参照)の成立を24日までにしょうとしています。 また、比例代表を廃止し単純小選挙区制をねらう改悪の動きも急浮上しています。
 橋本内閣は悪政への非難を交わそうと、五月中旬までに「財政再建法案」 の構想を固める事にしていますが、これは国民生活をさらに苦しめるものです。
 全生連・生活と健康を守る会は餓死。孤独死をだすな、命と暮らしを守る 大運動と会員・読者を増やし、班づくりと結んで悪政をはね返していくのです。


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